帰ってきたぎんちゃん

~脱走猫ぎんちゃんを外飼い猫に~

横になって眠るぎんちゃんのお腹が呼吸で上下するのを、ただ、眺めているのが好きだ。この感覚をどう表現すればいいのだろう。傍らに小さな生き物が息づいていて、この同じ世界を、私とは異なるひとつの意識で受け止めている。そんな当たり前のことを感覚のみで存分に味わう。濃密な時間の中に入って行く・・・。(2018/06/24)


まだまだ遊びたい盛り

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こんな大胆ポーズを見せつけて指一本触れさせない。性悪女かよ。。。。
ホストに狂う女の気持ちは未ださっぱりわからないが、
キャバ嬢に本気で入れあげる間抜けオヤジの気持ちならわかるような気がする今日このごろ。
猫一匹食わせるくらいなら私にだってなんとかなる。彼女から見れば、私なんざ小金持ちのドスケベハゲ親父みたいなもんである。
「ちょろいぜ。」なんて計算してやってるわけじゃない、天然自然ありのままなんだから困ったもの。他の人間に浮気するような懐っこさも持ち合わせず、私がいなけりゃ確実に飢えてしまうのだから困る。困る困ると言いながらも、焦らず努力は惜しまず微かな希望を捨てること無く日々尽くし続ける、バブル期のミツグくんのように健気(というかウザい?)な私である。。。。

*****

とか書いていたら「ぎんちゃん来てるよ」と母の声。時間外に現れるとは珍しい。腹減ってはいないよなあ・・・。
一定の距離を保って近づいてくる。玄関脇に半身で寝転がる。
「おやつがほしいのかなあ、さっき、ささみをいつもより多めにあげたんだけど・・・」いやいやいや、現れるたびにおやつ上げてると先々保たなくなっちゃうよ、自慢じゃないが売れない芸人さんとやらも真っ青の低収入ですから。

少し近寄ると傘立ての後ろに半身を隠して私を見つめる。酷い扱いだそんなに警戒されるようなことをしたことが一度でもあるかよ。。。。

どうしたもんかとしばらく様子を見ていたけれど、玄関脇から動く様子もなく・・・・・・ん?タオルの中に忍ばせた猫じゃらしをちょんちょんしているぎんちゃん・・・・・・・え、、、、もしかして、遊んで欲しいの?????

さっきは反応悪かったくせに。。。。。。。

あっちの隙間からちょろり、こっちの隙間からちょろり、しばらくそのまま動かさずキープ、ぎんちゃんの大好きなパターン。
食いついたよ・・・・・えええええ、そうなのーーー????遊んでほしかったわけえ???ああやっぱりそうだった、食い気よりも何よりもまだまだ遊びたい盛りなんじゃんか予想通りだやったぜべいびー!

しばらく遊んで満足したのか、いつものようにゆっくりと去っていきました、とさ!

・・・・・・・・・・・・・・・いいけど、いいけど、、、、、「遊んであげる」というタスクがただ増えただけってこともあるんだよな・・・・・・いいけどねっ、べつにぃ。。。。。。