帰ってきたぎんちゃん

~脱走猫ぎんちゃんを外飼い猫に~

横になって眠るぎんちゃんのお腹が呼吸で上下するのを、ただ、眺めているのが好きだ。この感覚をどう表現すればいいのだろう。傍らに小さな生き物が息づいていて、この同じ世界を、私とは異なるひとつの意識で受け止めている。そんな当たり前のことを感覚のみで存分に味わう。濃密な時間の中に入って行く・・・。(2018/06/24)


猫に、触りたい・・・

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んにゃ、なんか用?

朝、窓を開けてみるとちょうど真下に、日向ぼっこぎんちゃん。
カリカリ持って外に出たけど、まだごはんはいいからゴロゴロしてたい様子なので、「おなかすいたらにゃんって呼んでね~」

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何故人間(猫好き限定)はこんなに猫に触りたいのだろう?
「ほんとだにゃ、なんでにゃ?」
この世の中のおよそ触れて気持ち良いものすべての中で最高の触り心地なんだよきみたちは!かすかな程よいけものの匂いとおひさまの香り・・・・。
とぼけるなよ、君はもう忘れているだろうけど、君たちのご先祖様は敢えて体を小さくもふもふにして、狩りで飢えることのない人との生活を望んだのに決まっている。

詳細は忘れたけど、アフリカにこんな民話があるらしい。

猫はこの世で一番強い生き物についていこうと考えた。
色々あって、数々の動物の中で一番強いもの(なんだか忘れた)を選んでついていくことにした。
その動物を、人間の男が銃一発で仕留めたのを見て、この世で一番強いのは人間の男だと思った。
ところがある日、男はしゃもじ(なわけないか、なんだっけw)を持った人間の女に追いかけられていた。
この世で一番強い生き物は人間の女なのだと思った。
そんなわけで、猫は今も人間の女の膝に乗っているのである。

「私はこの話が大好きだ。」と、この本に書いてあった。
西江雅之著「花のある遠景(東アフリカにて)」

「ネズミを捕ってくれるから」で家内に猫を召し入れた時はちょうどwin-winの関係だったんだろうけど、平成ももう終わるこの時代は、きみたちにはどんなふうに見えているのだろう。
「猫ブーム?なにそれ食えるの?関係ないにゃ。。。」